最近、アニメやマンガ界で話題の「葬送のフリーレン」。
そんな中、ネット上では「パクリ」との声もちらほら見受けられます。
そんな声が上がる理由ってなぜでしょうか? この記事では、そんな疑問を持つ方々へ、真実をお届けします。
この記事では以下のような方へ配信しています。
- 「葬送のフリーレン」のパクリ疑惑について知りたい
- 他の作品との類似点や違いを具体的に知りたい
- ファンの反応や評価に興味がある
- 最近のアニメ・マンガのトピックスを追いかけたい
「え?この作品、あの作品に似てる?」と思ったこと、ありますよね。
私も実はそう思ったんです。だから、一緒に真相を探ってみませんか?
「でも、どうしてそんな疑惑が出てくるの?」という疑問。それには、実はこんな背景が…。
「葬送のフリーレン」 パクリ疑惑の真相
ごく一部ですが、アニメやマンガファンの間で、「葬送のフリーレン」のパクリ疑惑が話題となっています。
その作品は、なんとマンガではなくゲームでした。
パクリ疑惑の元は、ヴィーナス&ブレイブス
ヴィーナス&ブレイブスとは、2003年にPlayStation 2用に発売されたロールプレイングゲームです。
不老不死の主人公と普通の寿命の人間の切なさを描いたストーリーで、各チャプターで頻繁にキャラが死んでまた新たな新キャラが出て旅をしていくという展開だそうです。
主人公が長寿のため、多くの仲間たちとの出会いと別れ、そして共に冒険していくという展開は、葬送のフリーレンに強く通じるものがあります。
私はプレイしたことはないですが、今でも根強いファンが多くいるみたいです。
もしかして葬送のフリーレンの原作の山田鐘人さんも影響を受けているかもしれません。
真相はどうなのか?
ヴィーナス&ブレイブスとストーリーの設定やテーマが似ているからといって、それがパクリであるとは言えません。
エルフが長寿であるのはファンタジーではよく知られた特徴で、エルフが魔法使いというのも珍しくありません。
ヴィーナス&ブレイブスは、各チャプターで頻繁にキャラが死んでまた新たな新キャラが出てていう感じで進んでいきます。
一方、葬送のフリーレンは、ヒンメルが亡くなった後、新しい仲間となったフェルンとシュタルクと旅を続けていくので、そこは違います。
また、作品ごとに独自の背景、設定、ストーリー、キャラクターが存在し、それぞれの作品が持つ魅力や深みは異なるので、共通点はあるものの、パクリとはとても言えないのではないでしょうか?
「葬送のフリーレン」そのほかのパクリ疑惑
結論から言うと、他にパクリ疑惑になりそうな作品は見つかりませんでした。
主人公がエルフで長生きというのは、ファンタジー作品ではよくあると思います。
特に最近は主人公が非常に強いキャラクターという設定は、最近の「なろう系コミカライズ」にもよく見られるため、既視感を持つ人が多いのかもしれません。
パクリ疑惑としてではないですが、共通点として話題になる作品はいくつかあったので、下記に紹介します。
不滅のあなたへ
「聲の形」で有名な大今良時先生が少年マガジンで連載しているファンタジー漫画です。
主人公のフシは不死身で、寿命という概念を持っておらず、接触したものの姿に変身できる能力を持っています。
フシが過去から現代そして未来へと舞台を変える壮大な物語で、強すぎる主人公というのも葬送のフリーレンとの共通点でしょうか。
ただ、『不滅のあなたへ』は和テイストのファンタジーというところは違いがあります。
重厚なストーリーが大人気です。
とんがり帽子のアトリエ
白浜鴎先生が「月刊モーニング」で連載している王道ファンタジー漫画です。
主人公のココは小さな村の魔法使いの少女で、師匠のキーフリーとの出会いをきっかけに、魔法使いの見習いとして魔法の世界に足を踏み入れるストーリーです。
緻密に練られた魔法の設定、特に魔法陣の設定がとても練りこまれており、葬送のフリーレンの魔法設定が好きな人には堪らない世界観だと思います。
また絵の書き込みも芸術レベルに素晴らしいと評判です。
ダンジョン飯
九井諒子先生が「ハルタ」で連載していたコメディ要素の強いファンタジー漫画です。(2023年9月で完結しました)
主人公である冒険者・ライオスが、妹を救うために仲間と共にモンスターを食しながらダンジョンを攻略するストーリーです。
ダンジョン飯はこのブログ アニPGでも取り上げているので、ぜひそちらもご覧ください。
「葬送のフリーレン」が他の作品のパクリであるという明確な情報は見当たりませんでしたが、似たような設定やテーマを持つ作品は多数存在します。
それぞれの作品には独自の魅力があり、ファンタジー漫画好きなら楽しめること間違いなしです。
まとめ:葬送のフリーレンの「パクリ」疑惑について
「葬送のフリーレン」は、『ヴィーナス&ブレイブス』というPlayStation 2用に発売されたロールプレイングゲームのパクリという意見がありました。
しかし、大きな設定での共通点はあるものの、世界観や背景、ストーリーやキャラクターの違いなどから、とてもパクリとは言えないと考えられます。
他には、マンガ作品の『不滅のあなたへ』『とんがり帽子のアトリエ』『ダンジョン飯』などとの共通点が話題になることもありますが、パクリではないと言えると思います。
作品ごとに独自の魅力や背景があり、それを理解し楽しむことが大切ですよね。
アニメやマンガ界全体を見ても、「パクリ」疑惑は新しい作品が生まれるたびに話題となることがあります。
しかし、その背後にはクリエイターの敬意や影響を受けた作品へのオマージュなど、さまざまな背景が考えられます。
結論として、アニメやマンガの「パクリ」疑惑については、一つ一つの作品を深く理解し、その魅力を楽しむことが大切です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからもアニメやマンガを楽しんでくださいね。