『ワンパンマン』、サイタマの強さが気持ちいいですけど、ふと「そういえば、あの話ってどこから始まったんだっけ?」って思うことありませんか?
「あの子、結局名前なんだったっけ?」とか「なんであんなイタズラを…」とか、意外と忘れてることも多いですよね。
でも実はあの子、サイタマがヒーローになる決意をしただけじゃなく、あの「ヒーロー協会」が作られるきっかけにもなった、とんでもない重要人物だったんです。
この記事では、『ワンパンマン』の物語の原点ともいえる「ケツアゴ」の少年の正体から、作中のもう一人のケツアゴキャラ(笑)まで、サクッと解説していきますね!
- ワンパンマンのケツアゴ少年の正体
- ヒーロー協会設立とアゴーニの関係
- ぷりぷりプリズナーもケツアゴ
- ケツアゴの正式名称や原因がわかる
ワンパンマンの「ケツアゴ」って誰?
あの少年の謎をスッキリ解決します
『ワンパンマン』を読み始めると、たぶん一番最初に「ん?」ってなるキャラクターが出てきますよね。
ここでは、あの「ケツアゴ少年」が何者なのか、なんであんなに重要なのか、そして「ケツアゴ」ってそもそも何なのか、そんな疑問をスッキリさせていきましょう。
ワンパンマンのケツアゴ少年の基本情報
少年の名前は?実は名前がない?
そうなんです、彼は「ケツアゴのガキ」とか「顎の割れたガキ」っていう、見たままのあだ名でしか呼ばれていません。
彼は物語の第1話、まさにすべての始まりに登場します。当時、就活がうまくいかなくてすっかり心が折れていたサイタマが、偶然出会った少年ですね。
カニの怪人「カニランテ」に「油性マジックで乳首を描かれた」という、なんとも言えない理由で命を狙われていました。この時、サイタマが「ヒーローになりたい」という昔の夢を思い出して彼を助けたのが、あの最強ヒーロー誕生の瞬間なんです。
ちなみに、この衝撃的な原作『ワンパンマン』第1話のケツアゴシーンは、「となりのヤングジャンプ」で今でも読めたりしますよ。
アニメの声優は誰が担当した?
物語のド頭に出てくる超重要キャラなんですけど、名前がないのと同じで、声優さんも特定が難しいみたいです。
『ワンパンマン』は本当にたくさんのキャラが出てきますから、第1話のサブキャラとなると情報が限られちゃうんでしょうね。アニメ『ワンパンマン』公式サイトでケツアゴ少年を確認しようとしても、キャスト欄には載っていないんです。
ワンパンマンの物語とケツアゴの深い関係
ケツアゴ少年がヒーロー協会のきっかけ
あのケツアゴ少年、ただのイタズラっ子で終わらないのが『ワンパンマン』のすごいところ。
彼がサイタマに助けられた一件が、あの巨大組織「ヒーロー協会」が作られるきっかけになってるんです。
もしあの日、あそこでサイタマが助けていなかったら…。ヒーロー協会も、S級ヒーローも存在しなかったかもしれないってことです。
大富豪アゴーニとの関係は「孫」
ケツアゴ少年の正体は、大富豪「アゴーニ」の孫でした。
アゴーニさんは、自分のカワイイ孫(ケツアゴ少年)が怪人に襲われたところを、名前もわからない通りすがりの男(サイタマ)に命を救われて、ものすごく感動したわけです。
「こんな素晴らしいヒーローがいる!こういう人たちを支援する組織が必要だ!」
そう思い立って、自分のお金で「ヒーロー協会」を作っちゃったんです。
つまり、ケツアゴ少年は、サイタマがヒーローになる「きっかけ」を作り、同時にヒーロー協会が設立される「原因」にもなったという、物語のスタートボタンを押した人物なんですね。
ワンパンマン世界の他のケツアゴキャラ
S級ヒーロー「ぷりぷりプリズナー」もケツアゴ
『ワンパンマン』の世界には、ケツアゴ少年以外にもう一人、印象的な「ケツアゴ」の持ち主がいます。
そう、S級17位のヒーロー「ぷりぷりプリズナー」です!
ムキムキの肉体美を誇りながら、なぜか自ら刑務所に入っているという、いろんな意味で強烈なヒーロー。彼の立派なケツアゴも、キャラクターの濃さを引き立てています。
ぷりぷりプリズナーの初登場は何話?
あの深海王が強すぎて、他のヒーローたちがバタバタ倒されていく絶望的な状況で、「待たせたな!」と刑務所の壁をぶち破って登場しました。
彼の「エンジェル☆スタイル」への変身(脱衣?)は、いろんな意味で忘れられないシーンになりましたよね(笑)。
「ケツアゴ」ってそもそも何?
ケツアゴの正式名称は「割れ顎」
これは、アゴの真ん中がちょっと縦にくぼんで、割れているように見える形のことです。
別に病気とか骨の異常じゃなくて、ただの個性、チャームポイントの一つ。日本では「ケツアゴ」なんて呼ばれがちですけど、海外、特に欧米なんかだと「男らしい」「セクシーだ」って、むしろ魅力的に見られることが多いんですよ。
ケツアゴ(割れ顎)になる原因は?
なんでアゴが割れるのか、主な理由は二つあると言われています。
一つは「遺伝的な要因」。
お母さんのお腹の中にいるときに、アゴの骨(下顎骨っていうらしいです)が左右からくっついてできるんですけど、その時に真ん中がピタッとくっつかずに、少しすき間(くぼみ)が残ることがあるそうです。それがそのまま「割れ顎」になるパターン。
もう一つは「筋肉の発達」。
アゴの先っちょには「オトガイ筋」っていう筋肉があるんです。この筋肉がすごく発達すると、皮膚を内側にぎゅっと引っ張る力が強くなって、結果的に真ん中がくぼんで割れ顎が目立つようになる、というパターンです。
ワンパンマンとケツアゴのよくある質問
Q.ケツアゴ少年は原作にも出ますか?
A.はい、バッチリ出ます。ONE先生の原作(ウェブコミック版)でも、村田雄介先生のリメイク版でも、すべての始まりである第1話に登場します。サイタマとヒーロー協会の原点として、欠かせない存在です。
Q.ぷりぷりプリズナーは強いですか?
A.S級ヒーロー(ヒーロー協会のトップランカーたち)の一人なので、めちゃくちゃ強いです。ただ、S級の中では一番下の17位なので、もっとヤバい敵が出てくると苦戦しちゃう…なんてシーンも描かれています。
Q.ケツアゴは遺伝しますか?
A.遺伝する可能性は高いみたいです。さっき話したみたいに、生まれつきのアゴの骨の形が原因のことが多いので、親から子へとその特徴が受け継がれることはよくあるそうです。
ワンパンマンの「ケツアゴ」から始まる物語まとめ
というわけで、今回は『ワンパンマン』の物語の「原点」である「ケツアゴの少年」について掘り下げてみました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!
名前もない、ただのイタズラっ子でしたけど、彼がサイタマと出会って、彼のおじいちゃんのアゴーニさんがヒーロー協会を作ったからこそ、あの壮大な『ワンパンマン』の世界が広がっていったんですね。
「ケツアゴ」っていうたった一つの特徴が、こんなに大きな物語のスタートボタンだったと思うと、もう一度第1話から読み返したくなりませんか?
「そういえば最近読んでなかったな」という方は、この機会にぜひ。
アニメ『ワンパンマン』は、U-NEXTやdアニメストアみたいな動画配信サービスで観られますし、特にU-NEXTなら無料トライアル期間を使って、あの第1話をお得に楽しむこともできますよ。
みなさんが『ワンパンマン』のケツアゴ少年や、ぷりぷりプリズナーについて思うこと、好きなシーンがあったら、ぜひコメントで教えてくださいね!
