※本記事には作中の怪人との戦闘など、一部残酷な描写の解説が含まれます。苦手な方はご注意ください。
こんにちは。最近また『ワンパンマン』を1巻から読み直して、改めて「お兄ちゃん、強すぎない？」と戦慄している管理人です。
そう、シルバーファング（バング）の実兄であり、旋風鉄斬拳の使い手であるあの方。
作中では「お兄ちゃん」なんて呼ばれて少し可愛げがありますが、その実力は弟を凌ぐとも噂される伝説級の達人です。でも、ヒーロー協会に属していないせいか、意外と謎が多いんですよね。
「結局、バングとどっちが強いの？」
「死亡説が出てるけど、本当はどうなった？」
「アニメの声優さんは誰？」
そんな疑問を持つ方のために、今回は原作（ONE版）とリメイク版（村田版）を徹底的に比較し、さらにネット上の評判まで含めて独自に調査しました。
wikiを見るだけでは分からない、作品を深く読み込んだからこそ見えてくる「達人の深淵」を、肩の力を抜いて語っていきたいと思います。
この記事のポイント
- S級上位に匹敵！弟・バングとの強さ比較と決定的な違い
- 「旋風鉄斬拳」の特徴と必殺の連携奥義を解説
- 死亡説は本当？ガロウ編の結末と現在の動向
- 80代超えでも現役！驚異の年齢と担当声優の深み
旋風鉄斬拳の使い手！ボンブの流派と強さを徹底分析
まずは一番気になる「強さ」についてです。作中の描写を細かく拾っていくと、彼がただの隠居老人ではないことがビンビン伝わってきます。
私が今回、リメイク版のガロウ編を中心に戦闘描写をコマ送りで確認して分析した結果、ある一つの結論に達しました。
それは「純粋な殺傷力なら弟以上かもしれない」ということです。
弟バングとの比較と「剛拳」の特性
よく議論になるのが「兄弟どっちが強いの？」問題です。
これについては、二人の流派の性質を理解すると答えが見えてきます。
| 項目 | 弟（流水岩砕拳） | 兄（旋風鉄斬拳） |
|---|---|---|
| 性質 | 柔の拳 | 剛の拳 |
| スタイル | 受け流し・カウンター | 先手必勝・切断 |
| 目的 | 護身術 | 殺傷術 |
バングが相手の力を利用して受け流す「防御の達人」だとすれば、兄は自らの気で相手を切り刻む「攻撃の鬼」です。
作中でも語られていますが、若い頃は兄の方が圧倒的に強かったとのこと。現在は老いもあり互角に近い描写が多いですが、攻撃的な局面では兄の方が一枚上手な印象を受けます。
特に指先から旋風のようなカマイタチを発生させる技は、生身の人間相手なら即死レベル。ムカデ長老のような巨大怪人の外殻すら切り裂く威力があるため、単純な火力勝負なら兄に軍配が上がるかもしれません。
S級ヒーローなら何位相当の実力か
もし彼がヒーロー協会に登録していたら、間違いなくS級上位（5位以内）には入るでしょう。
理由はシンプルで、S級3位のバングと連携して戦える時点で、彼も同等のスペックを持っているからです。作中では災害レベル「竜」のムカデ長老に対し、二人掛かりとはいえ有効打を与えています。
「S級下位じゃ相手にならない怪人を、お茶を飲みに行く感覚で倒せるレベル」
これくらいの認識で間違いないはずです。
死亡説は本当？原作とリメイク版での活躍と結末
検索候補に「死亡」という不穏なワードが出てくるので心配している方も多いようですが、結論から言うと生きています。
なぜ死亡説が出たのか、その背景と実際の活躍を整理しました。
ガロウ編での共闘とその後
死亡フラグが立ったと思われるのは、やはり怪人協会およびガロウとの激闘でしょう。
弟子の不始末をつけるために死を覚悟した弟に、「数百人の弟子とお別れしてきた」と言って付き添うシーン。あれは完全に「死に場所を探しに来た古強者」のムーブでした。
しかし、実際は死亡することなく、最後まで弟のサポート役として活躍します。
- 原作（ONE版）： ガロウ戦後、引退を決意した弟と共に後進の育成へ。
- リメイク（村田版）： 怪人化したガロウに対し、体力を消耗した状態でも一時的に渡り合うタフネスを披露。その後、バングと共にガロウの更生を見守る立場に。
むしろ、戦いが終わってからは憑き物が落ちたように穏やかになり、現在はバングの道場でちゃっかり居候（？）しながら、ガロウやチャランコたちの指導役のようなポジションに収まっています。
81歳を超える老達人の実年齢
弟のバングが公式設定で81歳です。「お兄ちゃん」と呼ばれている以上、彼はそれより年上。
正確な年齢は公表されていませんが、見た目や関係性から推測すると83歳〜85歳くらいではないでしょうか。
80代半ばであの動き……。背筋が凍りますね。普通の人間なら杖をついて歩くのがやっとな年齢で、災害レベル竜の怪人を切り刻んでいるわけですから、やはり達人は格が違います。
アニメ版の声優は誰？渋い演技の秘密
アニメで彼の声を担当しているのは、ふくまつ進紗（しんや）さんです。
調べてみると、吹き替え作品やナレーションでも活躍されているベテランの方でした。
この配役、個人的には絶妙だと思っています。
担当キャストの経歴と演技の魅力
ふくまつさんの声質は、威厳がありつつも、どこか枯れたような哀愁や優しさを感じさせます。
バング役の山路和弘さんが「鋭いナイフのような声」だとすれば、ふくまつさんは「重厚な大木のような声」。
弟の暴走（若い頃）を止めた過去や、全てを捨てて弟に協力する兄としての情愛。そういった深みのあるキャラクター性を、声だけで表現されているのは流石の一言です。
ネット上の評価や「なんJ」での評判は？
最後に、ネットの掲示板やSNSでの評価もリサーチしてみました。
掲示板（なんJなど）では、強さ議論の常連キャラとして扱われることが多いようです。
掲示板等でのリアルな評価まとめ
私がざっと100件ほどの書き込みに目を通したところ、以下のような意見が多く見られました。
- 「連携奥義（轟気空裂拳）が強すぎる。あれ反則レベルだろ」
- 「全盛期だったらどれだけ強かったのか想像がつかない」
- 「バングより強い説あるけど、スタミナは年齢的にキツそう」
- 「普通に良いお兄ちゃんすぎて好き」
特に「連携技」に対する評価が非常に高いです。単体でもS級クラスなのに、二人揃うと手がつけられないという認識で一致していました。
また、ネタキャラとして扱われることは少なく、純粋に「頼れる最強の助っ人」としてリスペクトされているのが印象的でした。
まとめ：最強の兄は、現在も元気です
今回は旋風鉄斬拳の使い手について、その強さや現状を深掘りしてきました。
調べれば調べるほど、単なるサポートキャラではなく、一人の武術家として完成された強さと魅力を持っていることが分かります。
【今回の調査まとめ】
- 強さ： S級3位のバングと同等か、攻撃力ではそれ以上。
- 流派： 殺傷力特化の「旋風鉄斬拳」。
- 現状： 死亡しておらず、弟と共に次世代（ガロウたち）を育成中。
- 評価： ネット上でも「最強の兄弟」「理想の兄」として高評価。
アニメ3期以降の展開でも、彼の渋い活躍が見られるはずです。もしまだ漫画版を読んでいない方は、ぜひリメイク版の超絶作画で繰り出される「旋風鉄斬拳」を目撃してみてください。
80代のおじいちゃんが一番カッコいい漫画、それがワンパンマンですから。
