『ワンパンマン』に登場するキャラクターって、本当に個性的で面白い人(怪人?)が多いですよね。サイタマの強さが圧倒的すぎて、他のキャラが霞んじゃうかと思いきや、全然そんなことないのがスゴイところ。
中でも、格闘大会編で登場した「バクザン」って、覚えてますか?
最初は「お、なんか強そう!」って雰囲気だったのに、あっという間にサイタマに(試合で)やられて…。かと思ったら、今度は怪人化して「最強になった!」とか言い出して…。
結局、彼の強さって実際どうだったの?とか、アニメの声優さんは誰だったっけ?とか、気になって検索した人も多いんじゃないでしょうか。
スイリューとかゴウケツとか、あの辺りのキャラと比べてどうだったのか、改めて振り返ってみましょう!
- バクザンの怪人化後の強さ(災害レベル)
- バクザンの使う技と特徴
- 担当声優は誰か
- 最後はどうなったか
ワンパンマンのバクザン、その強さはどれくらい?
さて、いきなり核心の部分ですが、ワンパンマンに登場したバクザンの「強さ」って、結局どの程度だったんでしょうか。
彼はもともと格闘大会「スーパーファイト」の2連覇者で、人間としてもかなりの実力者でした。でも、サイタマには(カツラを触られた反射で)一発KOされちゃいましたけど…。
重要なのは、その後の怪人化ですよね。
怪人化バクザンの災害レベルは「竜」
ゴウケツが現れた時、バクザンは最強の生物になるために怪人細胞を大量に食べました。
その結果、災害レベルはなんと「竜」と推定されています。
災害レベル「竜」といえば、S級ヒーローが複数人いても対応が難しいレベル。そう聞くと、めちゃくちゃ強くなった感じがしますよね。実際、4本腕に3本の尻尾という、見るからに強そうな姿になりました。
あのゴウケツも「こいつは大当たりだ」と評価していたくらいです。
結局、竜レベルでは下位だった?
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ただ、残念ながらバクザンは災害レベル「竜」の中では下位だった、というのが一般的な見方です。
というのも、彼が調子に乗ってゴウケツに歯向かった時、指だけであしらわれ、正拳突きの衝撃波だけでビビってしまいました。
人間時代のスイリューにも「自分は及ばない」と内心認めていたくらいですから、怪人化でパワーアップはしたものの、トップクラスには届かなかったようです。
ちなみに、原作『ワンパンマン』でのバクザンのやられっぷりも、なかなか見事(?)でしたよ。
ワンパンマンのバクザン、基本情報をチェック
ここで、バクザンがどんなキャラクターだったか、基本情報をおさらいしておきましょう。
バクザンの見た目と流派
人間だった頃は、肩が破れた白い道着に顎鬚(あごひげ)が特徴的な男でした。
流派は「闇地獄殺人術」の使い手。名前からして物騒ですよね…。実際、過去に対戦した相手をみんな再起不能にしてきたとか。
怪人化してからは、ゴウケツに匹敵するほどの巨体(4本腕、3本尻尾、9本の角)になり、毛深くなって猿のような姿になりました。
バクザンの声優は山口太郎さん
アニメ版『ワンパンマン』でバクザンの声を担当したのは、声優の山口太郎(やまぐち たろう)さんです。
山口太郎さんは、渋い声から力強い声までこなすベテランの声優さん。バクザンの人間の時の不穏な雰囲気と、怪人化した後の尊大な態度をうまく演じ分けていましたよね。
アニメ『ワンパンマン』でのバクザンの登場シーンを、声に注目して見返してみるのも面白いかもしれません。
バクザンの「闇地獄殺人術」ってどんな技?
バクザンが使う「闇地獄殺人術」。名前はすごいですが、具体的にどんな技があったんでしょうか。
怪人化した後、サイタマに対して「必殺技フルコース」として披露してくれました。
- 鬼泣き下段蹴り(おになきげだんげり)
- 熊殺し中段蹴り(くまごろしちゅうだんげり)
- 修羅正拳突き(しゅらせいけんづき)
- 地獄送り手刀(じごくおくりしゅとう)
…と、名前だけ聞くと「おおっ!」と思いますが、残念ながらサイタマには全部まったく通用しませんでした。
人間の頃に磨いた武術と、怪人化で得たパワーを組み合わせた技だったはずですが、相手が悪すぎましたね。
ワンパンマンでのバクザンの最後は?
じゃあ、結局バクザンはどうなったのか? 彼の最後(結末)です。
サイタマにワンパンで粉砕される
結論から言うと、怪人化したバクザンも、サイタマのパンチ一発(ワンパン)で粉砕されました。
怪人化して強くなったことに浮かれ、瀕死のスイリューをいたぶり、ヒーローのスネックまで踏みつぶそうとしたところでサイタマが登場。
バクザンとスイリューの関係
バクザンは、同じ武術家としてスイリューに強い嫉妬心を抱いていました。
自分と違って才能があり、容姿も良く、女性にもモテるスイリューが妬ましかったんですね。
怪人化した際、その本性をむき出しにしてスイリューを執拗に攻撃しました。
この対比が、ヒーローに憧れるようになったスイリューと、小物感丸出しのまま散ったバクザンの違いを際立たせていました。
ワンパンマンのバクザンについて、よくある質問
最後に、ワンパンマンのバクザンに関して、よく検索される質問をQ&A形式でまとめておきます。
Q1: バクザンとゴウケツはどっちが強い?
A1: 圧倒的にゴウケツです。
前述の通り、怪人化バクザンはゴウケツの正拳突きの衝撃波だけで萎縮してしまいました。実力も精神性も、比べ物になりませんでした。
Q2: バクザンはチョゼより強い?
A2: おそらくバクザンの方が強いです。
チョゼも同じく怪人化しましたが、ゴウケツはバクザンを「大当たり」と評したのに対し、チョゼについては特に言及がありませんでした。怪人細胞を「大量に食べた」バクザンの方が、パワーアップの度合いは大きかったと考えられます。
Q3: バクザンはアニメ何話に登場する?
A3: アニメ第2期(18話~21話あたり)で活躍(?)します。
第2期の格闘大会編がメインの登場回です。サイタマとの試合から、怪人化してスイリューをいたぶり、サイタマに倒されるまでが描かれています。
まとめ:ワンパンマンのバクザンは「強さ」と「小物感」の象徴だった
というわけで、今回はワンパンマンのバクザンについて振り返ってみました。
怪人化して「災害レベル竜」という、S級ヒーローでも苦戦するレベルの強さを手に入れたのは事実なんですよね。
でも、その強さを「自分より弱い者をいたぶる」ためだけに使おうとした精神的な弱さ、小物感が、彼の限界でした。
結局、本物の最強(サイタマ)や、格上の強者(ゴウケツ)の前では、まったく歯が立たなかったわけです。
『ワンパンマン』は、こういう「強さとは何か?」を考えさせてくれる部分も魅力の一つですよね。
バクザンの登場シーンは、アニメ第2期やコミックスでがっつり読めます。
まだ見ていない人はもちろん、もう一度見返してみると、スイリューの成長やゴウケツの絶望的な強さが際立って面白いですよ。
U-NEXTやDMM TVなどの動画配信サービスなら、アニメ第2期も見放題(2025年10月時点の情報)になっていることが多いので、チェックしてみるのもいいでしょう。
読んでいただき、ありがとうございました!

