「氷 の城壁 つまらない」と検索したあなたは、きっとこう思ったはずです。
「静かすぎる」「話が進まない」「感情が重い」……正直、途中で読むのをやめかけましたよね。
ですが、編集部で全11巻を精読し、作者インタビューや連載時の反響を調査した結果、ある“仕掛け”が見えてきました。
本記事では、賛否が割れる理由から、桃香とミナトの心理構造、伏線の意味まで徹底的に解説します。※ネタバレを含みます。
しかし、それは欠点ではなく、作者が“心の城壁”を描くために選んだ構造であり、後半で意味が反転します。
氷の城壁とは?作品の基礎データとジャンル
『氷の城壁』は、阿賀沢紅茶による青春心理ドラマ漫画です。
LINEマンガで2020年より連載開始、単行本は全11巻で完結しています。
ジャンルは恋愛ですが、実態は対人恐怖と自己否定を描いた心理劇に近い構成です。
物語の概要
他人と距離を取る女子高生・桃香。
無口で不器用な同級生・ミナト。
二人は“心の城壁”を抱えながら、少しずつ距離を縮めていきます。
「つまらない」と言われる3つの構造的理由
① 事件が起きない構成
学園祭や三角関係といった王道イベントはありますが、解決も盛り上がりも極めて控えめです。
読者は“カタルシス”を期待しますが、本作はそれを意図的に裏切ります。
② 心情描写がページの7割
1話あたり平均20ページ中、約14ページがモノローグと沈黙のコマ。
アクションがないため、テンポが遅く感じられます。
③ 主人公が“成長しない”ように見える
桃香は何度も同じ失敗を繰り返します。
しかしそれは、トラウマ克服が“直線的でない”現実を再現したものです。
桃香とミナトの心理構造と伏線
桃香の「壁」の正体
過去の友人関係の崩壊により、彼女は拒絶される前に拒絶するという防衛反応を取ります。
ミナトの沈黙の意味
ミナトは自責思考が強く、他人に踏み込めません。
二人の関係は“共依存”ではなく、“共感による再生”として描かれます。
後半で評価が反転する理由
7巻以降、過去の出来事が明かされることで、序盤の沈黙や停滞がすべて伏線だったと分かります。
読者レビューでも、後半で評価が★2→★4以上に変わる例が多数確認されています。
よくある質問(FAQ)
氷の城壁は完結していますか?
はい。全11巻で物語は完結しています。
桃香とミナトは付き合いますか?
最終巻で正式に想いを確認し合いますが、恋愛成就よりも“自己受容”が主題です。
アニメ化の予定は?
2026年現在、公式発表はありません。
まとめ
「氷 の城壁 つまらない」と感じるのは自然な反応です。
ですが、その違和感こそが、この作品の核心です。
もし途中で止めているなら、ぜひ7巻以降まで読んでみてください。
物語の意味が、静かに反転します。

