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葬送のフリーレン

葬送のフリーレンの大魔法使い一覧!現存する3人の正体と証の秘密とは?

※本記事には『葬送のフリーレン』の最新話を含むネタバレや、物語の核心に触れる考察が含まれます。アニメ派・コミックス未読の方はご注意ください。

「え、大魔法使いってあと誰がいるの?」

原作を追っている人なら、帝国編で飛び出した「現存する三人の大魔法使い」というセリフに、思わずページを戻した経験があるのではないでしょうか。私もその一人です。「フリーレンとゼーリエ、あと一人は……?」と指折り数えても、どうもしっくりこない。

作中で最強格とされる彼らですが、実はその定義や「誰が含まれるのか」という点については、意外と謎が多いんですよね。

今回は、ネット上の考察や単行本の描写を洗いざらい調べ直し、個人的な分析も交えながら「大魔法使い」の正体について深掘りしてみました。ゼーリエ様の不穏な死亡フラグについても触れているので、覚悟して読んでくださいね。

この記事のポイント

  • そもそも「大魔法使い」になるには特別な証が必要
  • 歴代メンバーの全容と、すでに退場した人物
  • 帝国編で語られた「現存する3人」にフリーレンは入らない説が濃厚
  • ゼーリエに漂う死亡フラグと、戦士との相性問題

『葬送のフリーレン』における「大魔法使い」とは?定義や証を解説

『葬送のフリーレン』における「大魔法使い」とは?定義や証を解説

物語の中で何度も耳にする言葉ですが、実は単に「魔法がすごい人」を指す言葉ではないんですよね。ここを履き違えると、後の考察がズレてしまうので、まずは定義をおさらいしておきましょう。

神話の時代から続く称号と「聖杖の証」

作中での描写を整理すると、この称号を名乗るためには決定的なアイテムが必要です。それが「聖杖の証(せいじょうのあかし)」です。

これは誰かが勝手に作った認定証のようなものではなく、神話の時代から存在する由緒正しき代物。フランメの回想などを見ても、この証を持っていること自体が「実力の証明」であり、同時に「組織や歴史との繋がり」を意味しているように感じます。

つまり、どれだけ魔力が強かろうが、一級魔法使いだろうが、このアイテムを持っていなければ、ここで言う定義には当てはまらないわけです。

ゲナウも驚愕した「最後の一人」の意味

印象的だったのは、一級魔法使い試験での一コマです。試験官のゲナウが、ゼンゼから「あのエルフは聖杖の証を持っていた」と聞かされた瞬間の反応、覚えていますか?

普段は冷静な彼が、一瞬固まって「……最後の大魔法使いか」と呟くんですよね。

このリアクションから読み取れるのは、以下の2点です。

  • 魔法協会の幹部クラスでも、その存在は「すでに絶滅した」あるいは「歴史上の遺物」だと思われていた。
  • 「最後」と呼ばれていることから、定員が決まっていて、もう増えることはないと考えられている。

ただの強い魔法使いなら「へぇ、すごいね」で終わるはず。そこにあれだけの重みがあるのは、やはりこの称号が特別だからでしょう。

【一覧】作中に登場・言及された歴代の「大魔法使い」メンバーまとめ

【一覧】作中に登場・言及された歴代の「大魔法使い」メンバーまとめ

では、具体的に誰がその座についているのか。現在判明している、あるいは言及されているメンバーを整理してみました。

名前 種族 現状
フランメ 人間 死亡(病死)
ゼーリエ エルフ 存命(大陸魔法協会 創始者)
ミーヌス 不明 死亡(殺害?)
フリーレン エルフ 存命(勇者一行)

フランメ:人間でありながら頂点に立った開祖

まずは言わずと知れたフリーレンの師匠。人間でありながら、エルフであるゼーリエの弟子となり、魔法を人類に普及させた功績は計り知れません。彼女に関しては「歴史上の偉人」として誰もが知るところですが、すでに亡くなっているため「現存」の枠からは外れます。

ゼーリエ:生ける伝説にして大陸魔法協会のトップ

神話の時代から生き続けるエルフ。圧倒的な魔力と知識を持ち、一級魔法使い試験の編ではその理不尽なまでの強さを見せつけました。彼女が「現存する一人」であることは間違いありません。

ミーヌス:大逆と呼ばれた実力者の最期

そして気になるのが、帝国編(133話あたり)で名前が出てきた「ミーヌス」です。「大逆のミーヌス」という異名で呼ばれ、すでに死亡していることが示唆されています。

重要なのは、誰に倒されたかということ。帝国の影なる戦士たちの会話から察するに、彼らのような「戦士」の手によって討たれた可能性が高いです。魔法使いの頂点にある者が戦士に敗れる、というのはこの世界のパワーバランスを考える上でかなり重要なヒントになりそうです。

ゲナウが認めた「最後」の称号を持つフリーレン

そして我らが主人公。彼女も師匠フランメから「聖杖の証」を受け継いでいます。ただ、彼女自身はそれをひけらかすことはせず、普段はタンスの奥にしまっているような扱いでしたよね。

フェルンたちに見せた時も「すごい?」と聞いていましたが、その価値を知っているのは一部の特権階級や熟練者だけのようです。

考察:「現存する三人の大魔法使い」に誰が含まれるのか?

さて、ここからが本題です。帝国編で、影なる戦士シュリットが口にした「現存する三人の大魔法使い」という言葉。これが読者を混乱させています。

単純に考えれば「ゼーリエ、フリーレン、あと一人」となりそうですが、文脈を読み解くとそう単純ではない気がするんです。

帝国編で語られた謎の言葉を深掘りする

このシーン、シュリットたちはゼーリエの暗殺計画について話していました。そこで「現存する三人」という表現が出てくるのですが、彼らの会話のトーンを聞いていると、どうもフリーレンをその「三人」に入れていない節があるんですよね。

もしフリーレンがその一人だと認識されているなら、同じ戦場にいる彼女に対してもっと警戒心を示すはず。「あいつも大魔法使いの一人だぞ、やばいぞ」となるのが普通です。しかし、彼らの認識はあくまで「勇者一行の魔法使い」止まりに見えます。

なぜ主人公はカウントされていないのか

私が思うに、理由は2つあります。

  1. 知名度の低さ:フリーレンが「証」を持っていることは公には知られていません。レルネンが驚いたくらいですから、帝国の情報網でも「元勇者パーティーの実力者」以上の認識はない可能性があります。
  2. 魔力制限による隠蔽:常に魔力を抑えているため、遠目には「熟練の老魔法使い」程度にしか映らず、大魔法使いのオーラを感じ取れないのでしょう。

つまり、シュリットの言う「三人」とは、世間的(あるいは裏社会的に)認知されている大魔法使いを指しており、フリーレンはその枠外にいる「隠れキャラ」的なポジションなのではないでしょうか。

3人目は聖杖法院のトップ?影に潜む人物を予想

では、ゼーリエ、ミーヌス(直近まで生きていたとしてカウント、あるいは後任がいる?)に次ぐ、残りの席は誰のものか。

最有力候補として囁かれているのが、「聖杖法院(せいじょうほういん)」の長です。

帝国の魔法機関の中枢でありながら、謎に包まれたこの組織。以前の回想で「ミリアルデ」というエルフが登場しましたが、シルエットが彼女に似ているという説も濃厚です。もし彼女が生きているなら、ゼーリエと並ぶ「公に知られた大魔法使い」としてカウントされていても不思議ではありません。

「現存する」と言いつつ、実はもう一人の強力なエルフが帝国の奥深くに潜んでいる……そう考えるとワクワクしませんか?

ゼーリエとフリーレンはどっちが強い?最強魔法と相性を分析

「現存する」メンバーの中で、やはり気になるのはこの二人の力関係です。作中最強はどちらなのか、少し分析してみましょう。

圧倒的な魔力量と手数の差

純粋な「魔法使いとしてのスペック」で言えば、間違いなくゼーリエに軍配が上がるでしょう。

  • 魔力量:フリーレンも膨大ですが、ゼーリエはその比ではありません。
  • 手持ちの魔法:人類の魔法をほぼ全て網羅していると言われ、手数が圧倒的に違います。

フリーレン自身も「イメージできない相手には勝てない」と言っており、ゼーリエに勝つイメージを持てていない描写がありました。

戦士との相性と死亡フラグの真実

しかし、「最強=無敵」ではないのがこの作品の面白いところ。最近の展開では、ゼーリエに明確な死亡フラグが立っています。

彼女自身が見た予知夢で「殺される未来」を受け入れているような描写がありました。魔法使い同士なら無敵の彼女も、魔力を探知できない「研ぎ澄まされた戦士」の奇襲には脆い可能性があります。実際、過去にミーヌスも戦士に敗れたようですし。

フリーレンに「髪を結んでやる」と提案したあのシーン、なんだか別れの挨拶みたいで切なかったですよね。ただ、個人的にはフリーレンたちがその「確定した未来」を覆してくれると信じています。

まとめ

今回は『葬送のフリーレン』における「大魔法使い」の謎について調査しました。

  • 「大魔法使い」は聖杖の証を持つ選ばれし者。
  • 帝国の言う「現存する三人」にフリーレンは含まれず、隠された存在である可能性大。
  • 残る一枠は、聖杖法院のトップ(ミリアルデ?)説が有力。
  • 最強のゼーリエにも死の影が忍び寄っているが、弟子たちの行動が鍵を握る。

「三人」という言葉がミスリードなのか、それともまだ見ぬ強敵への布石なのか。物語は帝国編に入り、ますます政治と魔法が絡み合う複雑な展開を見せています。

次の更新で「残り一人」の正体が明かされるのか、それともフリーレンが「私が最後の一人だよ」と名乗りを上げるのか。毎週の更新を楽しみに待ちましょう。

-葬送のフリーレン