アニメ『葬送のフリーレン』で、これまでの魔族との戦いから一転、魔法使い同士の高度な頭脳戦やバトルが描かれ、世界中のファンを熱狂させた「一級魔法使い試験編」。
「アニメや原作の何話から始まるの?」「結局誰が合格したの?」「なぜフリーレンは不合格になったの?」と、試験の詳細や裏設定が気になって検索した方も多いのではないでしょうか。
この記事では、作品を隅々まで読み込んでいる専門家視点で、一級魔法使い試験の全貌や合格者、各試験の詳しい内容、そして作中で明かされた深い考察まで、圧倒的な情報量で徹底解説します。
※本記事は物語の核心に触れるネタバレを含みますので、未視聴・未読の方はご注意くださいね!
・アニメ・原作の範囲:アニメは第18話〜第28話(最終話)、原作漫画は4巻第37話〜7巻第60話です。
・合格者(全6名):フェルン、デンケン、ユーベル、ラント、ヴィアベル、メトーデ。
・フリーレン不合格の理由:大魔法使いゼーリエの面接にて、「一級魔法使いになった自分をイメージできていない」「野心がない」と見透かされたためです。
・特権:合格者はゼーリエから「望んだ魔法を1つ授かる」というとんでもない特権を得ます。
『葬送のフリーレン』一級魔法使い試験編はアニメ・原作のどこからどこまで?
フリーレン一行が目指す「魂の眠る地(オレオール)」は、大陸最北端のエンデにあります。
しかし、そこへ向かうために通る北部高原は情勢が悪く、一級魔法使いが同行していなければ立ち入ることができません。
そのため、フリーレンとフェルンは北側諸国最大の魔法都市オイサーストで、3年に1度の大陸魔法協会主催「一級魔法使い選抜試験」を受けることになります。
アニメの放送話数と原作コミックスの収録巻
この大長編エピソードが、アニメと原作のどこで描かれているのか具体的な数値をまとめました。
- アニメの放送範囲:2024年1月12日放送の第18話からスタートし、3月22日放送の第1期最終話(第28話)まで。
- 原作漫画の収録巻:コミックス4巻に収録されている第37話「一級試験」から始まり、コミックス7巻収録の第60話「旅立ちと別れ」まで。
1話完結のエピソードが多い本作の中で、全24話(原作基準)にわたって描かれた一級魔法使い試験編は、非常に読み応えのある長編ストーリーとなっています。
一級魔法使い試験の全貌と過酷な試験内容
大陸魔法協会が定めた一級魔法使い選抜試験は、受験資格が「五級以上の魔法使い」であること。
しかし、その難易度は異常に高く、合格者が出ない年も多く、毎回当たり前のように死傷者が出る過酷な試験です。
今回の受験者総数は57名でしたが、各試験を経て人数はどんどん絞られていきます。それぞれの試験内容を振り返ってみましょう。
第一次試験:隕鉄鳥(シュティレ)捕獲戦
第一次試験は、3人1組のパーティーを組み、結界に囲まれた演習場内で極めて警戒心の強い鳥「隕鉄鳥(シュティレ)」を捕獲し、かつパーティー全員が生き残るというサバイバル戦でした。
受験者同士の魔法のぶつかり合いや、パーティー内の人間ドラマが熱かったですよね。
この試験で、57名いた受験者は一気に18名(6パーティー)まで絞り込まれました。
第二次試験:零落の王墓攻略
第二次試験は、未踏破の難攻不落のダンジョン「零落の王墓」の最深部に辿り着くというものでした。
ここでは、受験者たちの姿や能力を完全にコピーする「水鏡の悪魔(シュピーゲル)」が生み出した複製体との死闘が描かれます。
特に、フリーレンの複製体という絶望的なボスを前に、受験者たちが協力して挑む姿は鳥肌モノでした。
結果として、12名がこの過酷なダンジョンを突破します。
第三次試験:大魔法使いゼーリエによる面接
最終試験は、急遽担当となった大陸魔法協会の創始者・ゼーリエによる「面接」でした。
言葉を交わす前から、あるいは一言二言の会話で、ゼーリエは受験者の「魔法使いとしての資質」を直感で見抜いていきます。
ここで12名中6名が脱落し、最終的な合格者はわずか6名(合格率約1割)となりました。
【結果と考察】一級魔法使い試験の合格者と不合格の理由
最終的に一級魔法使いの称号を手にしたのは、以下の6名です。
フェルン、デンケン、ユーベル、ラント、ヴィアベル、メトーデ。
ここで気になるのは、圧倒的な実力を持つフリーレンがなぜ落ちたのか、そして他のメンバーがなぜ受かったのか、という点ですよね。
なぜフリーレンは不合格になり、フェルンは合格したのか?
フリーレンが不合格になった最大の理由は、ゼーリエの言う「一級魔法使いになった自分をイメージできていない」からです。
ゼーリエは「魔法使いは強く、気高く、野心的であるべき」という思想を持っています。しかしフリーレンには野心や向上心がなく、そもそもゼーリエの下で働く気も全くありません。
実力は申し分ないものの、魔法使いとしてのスタンスが根本的に合わないため、不合格を言い渡されたのです。
一方、フェルンも野心があるわけではありませんが、ゼーリエの弟子の中で最も優秀なレルネンすら気付けなかった「ゼーリエの魔力制限(魔力の揺らぎ)」を、一目で見破るという底知れぬ才能を見せつけました。
その圧倒的なポテンシャルが、ゼーリエの想像を超えたため合格となりました。
ユーベルはどうやって合格した?
ユーベルはゼーリエと一言も会話することなく合格しました。
これは、ゼーリエが伝説クラスの大魔法使いであり、相手の身のこなしや魔力を見ただけで、一級に足る器かどうかを瞬時に見定めることができるからです。
ユーベルの持つ特異な共感能力や、殺し合いに対する躊躇のなさ(過去に一級魔法使いを殺害した経験も含む)が、ゼーリエの求める「気高く野心的な魔法使い」の条件に合致したと考えられます。
一級魔法使いになるメリットと「特権」とは?
命を懸けてまで魔法使いたちが一級を目指す理由は、立ち入り制限区域に入れるという実務的なメリットだけではありません。
最大の目的は、創始者ゼーリエから与えられる「望んだ魔法を1つ授ける」という特権です。
この世のほぼ全ての魔導書の知識を持つゼーリエから魔法をもらうことは、巨万の富を得たり、大病を治したりといった、あらゆる願いが叶うことに等しいのです。
ちなみに、合格したフェルンがこの特権でゼーリエにお願いした魔法は「服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法」でした。
大魔法使いの特権を日常の些細な魔法に使ってしまうあたりが、いかにもフリーレンの弟子らしくて最高ですよね!
一級魔法使い試験に関するよくある質問(FAQ)
Q. 一級魔法使い試験での死亡者は誰ですか?
A. 名前ありの主要キャラクターで明確に死亡が描かれた者はいませんが、第一次試験のシュティレ争奪戦の裏で、モブの受験者が魔物に襲われたり、魔法使い同士の戦闘で命を落としている描写があり、常に死と隣り合わせの試験であることが強調されています。
Q. なぜエーレは三次試験で不合格になったのですか?
A. エーレが良識と常識を持った「まともな魔法使い」すぎたためです。ゼーリエは戦闘狂であり、野心的でどこか常軌を逸した闘争心を持つ者を好む傾向があります。エーレの優等生的な性質は、ゼーリエの求める一級の枠にはまらなかったと言えます。
まとめ:一級魔法使い試験編は人間ドラマの宝庫!
『葬送のフリーレン』の一級魔法使い試験編について、深く掘り下げて解説してきました。
- アニメは第18話〜第28話、原作は4巻〜7巻で展開される大長編。
- 合格者はフェルンやデンケンら総勢6名のみ。
- フリーレンはゼーリエと反りが合わず、野心がないため不合格。
- 一級の特権は「望んだ魔法を1つ授かる」こと。
単なるバトルロイヤルではなく、それぞれの魔法使いが持つ「魔法への向き合い方」や人生観が色濃く反映された、非常に奥深いエピソードでした。
まだアニメを観返していない方や、原作の細かいセリフのニュアンスを楽しみたい方は、ぜひコミックス4巻〜7巻をもう一度手に取って、彼らの軌跡を追体験してみてくださいね!

