最近、夜も眠れないくらい衝撃を受けていることがあります。
そう、あの『ワンパンマン』の展開についてです。
原作(ONE先生版)を追いかけている人なら分かると思うんですが、ここ最近の更新、ちょっと心が追いつかなくないですか?
特に、ジェノスの親代わりとも言えるあの人物についてです。
今回は、今ネット上がざわついている「ある疑惑」について、僕なりの感想を交えながらお話ししたいと思います。
ネタバレ全開!というわけではないですが、最新の展開に触れるので、「まだ読んでないから真っ白な状態で知りたい!」という人は、ここでそっと閉じて原作を読んでから戻ってきてくださいね。
この記事で話したいこと
- 長年信じていた「善人」のイメージが崩れる怖さ
- ジェノスとの関係性は本物だったのか
- これから物語はどう動いていくのか
癒やしの存在だったはずの博士
この作品って、怪人が出てきたり街が壊されたりするハードな世界観じゃないですか。
その中で、ジェノスがボロボロになって帰る場所、それが博士の研究所でした。
キノコみたいな髪型で、いつも穏やかにジェノスを修理してくれる姿。
サイタマが遊びに行ったときも、高級なお肉を振る舞ってくれたり、壊れたゲーム機を直してくれたり。
まさに「近所の優しいおじいちゃん」って感じでしたよね。
僕、あのほのぼのとしたシーンがすごく好きだったんです。
殺伐とした戦いの中で、あそこだけ時間がゆっくり流れているようで。
あの優しさは全部演技だったのか
でも、最近の展開を見ていると、ふと背筋が凍るような疑問が湧いてくるんです。
「あれが全部、計算されたものだったら?」と。
ジェノスを見るあの温かい目も、心配する言葉も、もし何かの目的のための「ポーズ」だったとしたら…。
そう考えると、今まで癒やしだと思っていたシーンが、急に不気味なものに見えてきてしまいます。
浮上してしまった「黒幕説」
実は以前から、ファンの間では「博士こそが黒幕なんじゃないか?」という噂はありました。
でも、僕は正直「いやいや、まさかね」と笑い飛ばしていたんです。
だって、あんなにジェノスのことを想っている人が、そんな残酷なことできるわけがないと信じたかったから。
でも、物語が進むにつれて、その「まさか」を裏付けるようなピースが少しずつ、でも確実にハマり始めている気がします。
偶然にしては出来すぎているタイミング
冷静に振り返ってみると、ジェノスとの出会いからして少し出来すぎている気もします。
狂サイボーグに故郷を奪われた少年の前に、タイミングよく現れた天才科学者。
そして、圧倒的な科学力を持ちながら、なぜか表舞台には出てこない不自然さ。
今までは「漫画だから」で流していた部分が、ここに来て重い意味を持ち始めているのかもしれません。
気になってワンパンマンのアニメ公式サイトでクセーノ博士の紹介文を改めて読んでみたんですが、あの穏やかな表情の裏に何があるのか、疑い始めるとキリがありません。
対立するもう一人の天才
物語の鍵を握るもう一人の人物、メタルナイトことボフォイ博士。
彼は見た目も悪役っぽいですし、考え方も合理的で冷徹です。
だからこそ、僕たちは無意識に「ボフォイ=悪」「キノコ頭の博士=善」という図式で見ていたんだと思います。
でも、もしこれがミスリードだったら?
「見た目が怪しい奴が良い奴で、優しそうな奴が悪い奴」
これ、ミステリーの鉄板ですよね。
ワンパンマンという作品は、そういう王道の裏をかくのが本当に上手いので、まんまとやられた気分です。
駆動騎士が語る言葉の真偽
さらにややこしいのが、現場で動く駆動騎士の存在です。
彼がもたらす情報は、ジェノスにとって衝撃的なものばかり。
誰が本当のことを言っているのか。
誰が誰を操っているのか。
情報が錯綜していて、読んでいる僕たちまで疑心暗鬼になってしまいます。
ジェノスの心が心配でたまらない
結局、僕が一番心配しているのはジェノスのことです。
家族を奪われ、復讐のために生きてきて、唯一心を許せる家族のような存在があの博士でした。
もし、その根底が覆るような真実が明らかになったとしたら。
ジェノスの精神は耐えられるんでしょうか。
サイタマ先生という絶対的な支柱がいるとはいえ、あまりにも残酷すぎます。
誰もが幸せになる結末はあるのか
今はただ、この騒動がジェノスにとって救いのある形で収束することを願うばかりです。
例えどんな真実が待っていたとしても、サイタマ先生なら「そんなの関係ねえ」って、全部ワンパンで解決してくれるんじゃないか。
そんな希望だけが頼りです。
詳しい展開が気になる方は、ぜひとなりのヤングジャンプなどでワンパンマンやクセーノ博士の登場回を読み返してみてください。
今読み返すと、何気ないセリフの意味が全然違って聞こえるかもしれませんよ。
まとめ
ということで、今回は最近のワンパンマンの展開について、居ても立っても居られず書いてしまいました。
「信じたいけど、信じきれない」
このモヤモヤした感覚、分かってくれる人がいたら嬉しいです。
物語はいよいよ核心に迫っている感じです。
次回の更新が待ち遠しいような、怖いような。
一緒に胃を痛めながら、ジェノスの行く末を見守りましょう。

