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ワンパンマンとバイキンマンの声が同じ?第1話の怪人が似ている3つの秘密アイキャッチ

ワンパンマン

ワンパンマンとバイキンマンの声が同じ?第1話の怪人が似ている3つの秘密

『ワンパンマン』のアニメを見始めて、開始早々に耳を疑ったことはありませんか?

「え、この声……バイキンマン!?」

第1話に登場する紫色の怪人。その姿は『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王に似ているのに、喋り出した瞬間に脳裏をよぎるのは、あの国民的いたずら好きな菌のキャラクターですよね。

「もしかしてパロディ?」「声優さんはご本人?」と気になって検索した方も多いはずです。

実はその直感、大正解です。彼(ワクチンマン)は、ただのそっくりさんではなく、制作陣が意図的に仕掛けた「本気の悪ふざけ(最大級のオマージュ)」なのです。

この記事のポイント

  • ワクチンマンの声優は「バイキンマン」と同じ中尾隆聖さん
  • キャラデザインにも隠された「アンパンマン」へのオマージュ
  • ネタキャラに見えて実は災害レベル「竜」という衝撃の強さ

声優は本当にあのご本人?

声優は本当にあのご本人?

結論から言うと、あなたの耳は間違っていません。あのアニメ第1話で暴れまわっていたワクチンマンの声優は、中尾隆聖(なかお りゅうせい)さんです。

そう、誰もが知っている国民的アニメ『それいけ!アンパンマン』のバイキンマン役であり、『ドラゴンボール』のフリーザ様役でもおなじみの大ベテランです。

まさかの公式キャスティング

アニメのエンドロールや、アニメ『ワンパンマン』の公式サイトのキャスト一覧を見ても、しっかりと中尾さんのお名前がクレジットされています。

第1話の敵役というのは、その作品の「色」を決める重要なポジション。そこに中尾さんを起用するあたり、制作スタッフの並々ならぬ気合い(と遊び心)を感じずにはいられません。

「ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!」とは言いませんが、あの上品かつ冷徹な語り口で「地球の意志」を語られると、もはやラスボスの風格すら漂っていましたよね。

なぜ「バイキンマン」の声優が選ばれたのか?

なぜ「バイキンマン」の声優が選ばれたのか?

では、なぜ数ある悪役声優の中から、あえて中尾隆聖さんが選ばれたのでしょうか?

単に「豪華だから」という理由だけではありません。そこには、『ワンパンマン』という作品の根幹に関わる「ある設定」が大きく関係しています。

ヒーローの原点に対する強烈な皮肉

勘のいい方はすでにお気づきかもしれませんが、主人公「サイタマ」のヒーロースーツを見てください。

  • 黄色いスーツ
  • 赤い手袋とブーツ
  • ひらひらなびくマント
  • そして、ツルツルの頭

これ、色合いが完全に「アンパンマン」なんですよね。つまり、サイタマはアンパンマンのパロディ(オマージュ)としてデザインされているんです。

となれば、その「最初の敵」はどうあるべきか。

当然、アンパンマンの宿敵であるバイキンマンの要素を持った怪人でなければなりません。だからこそ、見た目は触角のある紫色のエイリアン(バイキンマンカラー)で、声はご本人が担当しているわけです。

平和なバイキンマンたちがいるアンパンマンの公式サイトの世界観とは真逆の、リアルで容赦のない戦闘シーンでこの声が響くギャップ。これこそが『ワンパンマン』の面白さの正体と言えるでしょう。

ネタキャラと思いきや…強さはガチだった

「見た目と声が出オチ」みたいな扱いをされがちなワクチンマンですが、実は作中でもトップクラスの実力者だということはご存知でしょうか?

サイタマがあっさりワンパンで倒してしまったので弱く見えますが、彼のスペックは異常です。

災害レベル「竜」の絶望感

作中で認定された災害レベルは「竜」。これは「複数の町が壊滅する危機」を指します。

実際、彼は登場直後にエネルギー弾の連射でA市を瞬時に壊滅させました。しかも、駆けつけたA級以下のヒーロー31名を、彼らの存在に気づくことすらなく「爆発の余波」だけで全滅させています。

もしサイタマがいなければ、S級ヒーローたちが総出で戦っても苦戦したかもしれない……それほどのバケモノが第1話の「噛ませ犬」として処理される。

「このアニメの主人公、強すぎるだろ……」と視聴者に分からせるために、最強の声と最強の設定を持ったワクチンマンは、最高の仕事をしたと言えます。

まとめ

今回は、『ワンパンマン』第1話に登場したワクチンマンとバイキンマンの意外な関係についてお話ししました。

  • 声優はバイキンマンと同じ中尾隆聖さん(ご本人!)
  • サイタマ(アンパンマン)に対するライバル役として意図的に起用された
  • 実は都市を一瞬で消すレベルの「とんでもない強敵」だった

ただのパロディで終わらせず、設定や強さもしっかり作り込まれているのが『ワンパンマン』のすごいところ。

この裏話を知った上でもう一度あのアニメ第1話を見返してみると、中尾さんの演技に込められた「本気の悪役ムーブ」がより味わい深く感じられるはずです。

まだ見ていない方も、すでに見終わった方も、ぜひあの衝撃のオープニングを再確認してみてくださいね!

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