『ワンパンマン』のファンの皆さん、こんにちは!
ネットやSNSを見てると、度々話題になりますよね。「ワンパンマンの画力」って。
あの圧倒的な描き込み、もはや漫画の域を超えてるんじゃないかと思うこともしばしば……。今回はそんな、みんなが気になって仕方ない「画力」の秘密や、ちょっとした裏話を一緒に深掘りしていこうと思います。
村田雄介先生の神がかった作画技術はもちろんのこと、原作のONE先生の「味のある絵」についても触れないわけにはいきません。
この記事では、なぜこれほどまでに読者を惹きつける絵が描けるのか、そして原作とリメイク版でどんな違いがあるのかをゆる〜く、でも詳しく解説していきます。
これを読めば、次にワンパンマンのページをめくるとき、ちょっと違った視点で楽しめるようになるはずですよ!
この記事のポイント
- プロ漫画家が選ぶ画力ランキングで村田先生は堂々の1位
- 村田先生の絵は天才的な模写能力と泥臭い努力の結晶
- ONE先生は絵の巧拙を超えた「読ませる」演出の天才
- 村田先生の娘さんもiPadで描く絵が上手すぎて遺伝子を感じる
ワンパンマンの画力が圧倒的と評される理由
漫画好きなら誰もが一度は衝撃を受けたことがあるであろう、あの緻密で迫力のある絵。
「なんであそこまで描けるの?」って不思議に思いますよね。
ここでは、作画担当である村田雄介先生の技術の秘密に、ちょっと迫ってみましょう。
プロ漫画家も認める実力とランキング
実は以前、YouTubeの企画で「プロ漫画家100人が選ぶ、絵がうまい漫画家ランキング」というのがあったんですが、そこで村田雄介先生は堂々の1位に選ばれているんです。
私たち一般の読者アンケートだと「鳥山明」先生や「尾田栄一郎」先生が上位に来ることが多いですよね。
でも、同業者のプロが選ぶという点で、その技術力の高さが「ガチ」であることがわかります。プロから見ても「あれは描けないわ……」ってレベルなんでしょうね。
村田先生は「アイシールド21」の頃からその画力で知られていましたが、ワンパンマンではさらに磨きがかかっています。特に、背景の書き込みやキャラクターの筋肉の描写など、細部に至るまでのこだわりが変態的(褒め言葉)です。
その凄まじさは、ワンパンマンの画力をアニメ公式サイトのビジュアルなどで見ても一目瞭然ですよね。
天才的な才能か努力の結晶か
村田先生の絵を見ると「天才だ」と思う人が多いでしょう。
しかし、一部のコアなファンの間では「天才というよりは、模倣が上手い人が死ぬほど努力した画力」なんて評されることもあります。
これ、決して悪口じゃないんですよ。むしろ、圧倒的な努力量によって、あらゆる絵柄やタッチを自分のものにしてきたという、最大級の賛辞だと私は思います。
例えば、村田先生は故・鳥山明先生を深くリスペクトしていて、「鳥山先生のように描きたかった」と車を描いた扉絵を公開したこともあります。そのクオリティを見れば、努力によって天才の領域に達した「超・秀才」だということが伝わってきます。
アニメのように動く構図の秘密
ワンパンマンの戦闘シーンを見て、「これ、漫画なのに動いて見える!」と感じたことはありませんか?
実は村田先生、漫画という静止画の媒体でありながら、意図的にアニメーション的な表現を取り入れているんです。
背景のアシスタントさんが優秀という話もありますが、それ以上に村田先生自身の「空間把握能力」と「コマ割り」のセンスが抜群です。
キャラクターがどう動いて、どう衝撃が伝わるか。その物理的な説得力が絵に込められているから、私たちは脳内で勝手に映像を再生できちゃうんでしょうね。
娘さんにも受け継がれる絵の才能
これ、ちょっとほっこりする話なんですが、この画力の高さはどうやら遺伝しているようです。
村田先生がX(旧Twitter)で公開した、当時小学5年生だった娘さんのイラストが話題になったことがありました。iPadを使って好きなアニメのファンアートを描いているそうですが、そのクオリティが大人顔負けなんですよ。
村田先生自身も「子供の順応の速さにビビります」「俺も必死で描かないと」とコメントするほど。まさに才能のサラブレッド。将来、親子での共作とかあったら素敵ですね。
原作版ワンパンマンの画力と独自の魅力
さて、ここからはONE先生が描くWeb原作版の話です。
「絵が下手」なんて直球な意見もネットでは見かけますが、いやいや、そこには一言では語れない深い魅力があるんですよ。
下手と言われる絵に隠された味
正直に言っちゃうと、原作のサイタマの顔は非常にシンプルだし、デッサンも崩れているように見えることはあります。
でも、この「ヘタウマ」とも呼べる独特の画風こそが、ワンパンマンという作品のシュールなギャグ性を際立たせていると思いませんか?
実際、村田先生がサイタマを描くとカッコよくなりすぎてしまい、「サイタマの顔だけはONE先生のニュアンスが必要」となることさえあるそうです。下手だからダメなのではなく、この絵だからこそ成立する世界観があるってことですね。
プロも認める構成と演出力
ONE先生の真骨頂は、画力そのものよりも「ネーム(漫画の設計図)」や「演出」にあります。
村田先生をはじめとするプロの漫画家たちがこぞってONE先生と組みたがるのは、彼がストーリー作りの天才だからです。
例えば、「モブサイコ100」のアニメ化でもそうでしたが、原作の独特な絵柄を生かしつつ、超一流の作画アニメーションが付きましたよね。これは、原作の時点で「動かしがいのある」「表現の余地がある」優れた構成がなされている証拠でもあります。
リメイク版との比較で見える違い
原作版と村田版(リメイク版)を読み比べると、面白い違いに気づきます。
- 原作版(ONE): テンポが良くて、ギャグの切れ味が鋭い。更新は不定期だけど、ストーリーの核心をいち早く楽しめる。
- リメイク版(村田): 映画のようなド迫力のアクションと、女性キャラの可愛さが段違い。加筆修正が多くて、納得いくまで作り込む職人スタイル。
村田先生はONE先生のネームを最大限にリスペクトしていて、お互いの良さを引き出し合っている関係なんですよね。
「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビのように、ストーリーと作画が分かれることで、最強の作品が生まれているんだと思います。
まだ読んでいない方は、となりのヤングジャンプでワンパンマンの画力を実際にその目で確かめてみてください。きっと止まらなくなりますよ。
ワンパンマンの画力に関するまとめ
質問(Q):
ワンパンマンの作画担当、村田雄介先生の画力評価は?
回答(A):
プロ漫画家100人が選ぶランキングで1位に選ばれるほどの実力です。特にアクションシーンの構図や背景の緻密さ、アニメのような動きの表現において圧倒的な評価を得ています。
質問(Q):
原作のONE先生は絵が下手なのですか?
回答(A):
一般的に「ヘタウマ」と評されますが、デッサン力以上にコマ割り、視線誘導、ストーリー構成の天才的な才能を持っています。その独特の絵柄が作品のシュールな魅力を引き立てています。
質問(Q):
村田先生の画力は才能ですか?努力ですか?
回答(A):
才能はもちろんですが、「模倣が上手い人が努力した画力」とも評され、故・鳥山明先生をリスペクトするなど、膨大な量の練習と研究に裏打ちされた技術力です。
質問(Q):
原作版とリメイク版、どちらを読むべきですか?
回答(A):
ストーリーの先を知りたい、シュールなギャグを楽しみたいなら原作版。圧倒的な迫力のバトルと美麗なキャラクターを楽しみたいならリメイク版(単行本)がおすすめです。両方読むとより楽しめます。
いかがでしたか?
村田先生の圧倒的な「画力」と、ONE先生の天才的な「構成力」。
この二つが奇跡的にガチッとかみ合ったからこそ、ワンパンマンはこれだけ世界中で愛される作品になったんでしょうね。
ただ絵が上手いだけじゃなくて、そこに込められた熱量とか、こだわりみたいなものを知ると、漫画を読むのがもっと楽しくなりませんか?
村田先生の描く迫力のバトルシーンや、フブキやタツマキといった魅力的なキャラクターたち(ここ重要ですよね!)を、ぜひ高画質で堪能してみてください。
この漫画はU-NEXTやebookjapanで読むことができます。アニメ版も動きが凄まじいので、まだ見てない人は要チェックですよ!

