『ワンパンマン』、昔はめちゃくちゃハマってました。サイタマが出てきて「ワンパン」で全部解決する、あの爽快感がたまらなかったんですよね。
…でも、そういえば最近、「あれ?」って思うこと、ありませんか?
なんだか「ワンパンマン つまらない」なんて声をチラホラ聞くようになって、気になってる人も多いんじゃないかなと思います。
「村田版のリメイクになってから、なんかいまいち…」「ガロウ編、ちょっと長すぎなかった?」とか、昔好きだったからこそ、今の展開にモヤモヤしてる。
この記事では、なんでそんな風に言われちゃうようになったのか、リメイク版と原作の違いなんかも見ながら、ちょっと掘り下げてみようと思います。
- 「つまらない」って言われる理由、大体リメイク版にあるっぽい
- 原作(ONE版)とリメイク(村田版)って、どこが違うの?
- ガロウ編やアニメ2期がイマイチだった理由
- 話の進み方や「書き直し」が、ファンを疲れさせちゃったかも
『ワンパンマン』が「つまらない」と感じる主な理由
ワンパンマンがつまらないと言われる理由
なんで「つまらない」って言われちゃうようになったんでしょうね。一番よく聞くのは、やっぱり「主人公サイタマの出番が減った」ことかなと思います。
この漫画のキモって、どんなヤバい敵が出てきても、サイタマが「ワンパン」でケリをつける爽快感だったじゃないですか。でも、最近のリメイク版(村田版)って、サイタマ以外のヒーローたちの戦いがすごく長くて…。
他のヒーローが苦戦してる姿をじっくり描くのもいいんですけど、こっちは「早くサイタマ来てくれー!」って思ってるわけで。その「待ち」の時間が長すぎて、「ちょっと引き伸ばしすぎじゃない?」って感じちゃう人が多いみたいですね。
リメイク版がつまらないと言われる背景
リメイク版(村田版)が「つまらない」って言われちゃうのは、やっぱり原作(ONE版)と比べちゃうから、っていうのが大きいですよね。
ONE先生の原作って、絵は(失礼ながら)シンプルなんですけど、その分、話のテンポが良くて、シュールなギャグがキレッキレだったんですよ。あれが良かった!っていうファン、すごく多いです。
一方で、村田版はとにかく絵がすごい。バトルシーンの迫力は「神」レベル。でも、そのぶん描写が丁寧すぎて、話がなかなか進まない…。原作のサクッと感が好きだった人からすると、「なんか違うんだよな…」って思っちゃうのも無理ないかも。
原作と村田版の違いは?
あらためて、原作と村田版の違いをざっくりまとめると、こんな感じです。
- 原作(ONE版)
- 良いところ:テンポ最高。シュールなギャグと話のキレが良い。
- うーんなところ:作画は独特(笑)。あと、2021年から更新が止まってる…。
- リメイク(村田版)
- 良いところ:画力がヤバい。バトルシーンは映画レベル。(掲載先の「となりのヤングジャンプ」で読めます)
- うーんなところ:話がゆっくり。オリジナル展開が多くて、サイタマがなかなか出てこない。
画力が高いのはすごく嬉しいんですけど、原作の良さが薄れちゃった、と感じる人が「改悪」なんて強い言葉を使っちゃうのも、わからなくもないですね…。
展開が遅いと感じるポイント
「展開が遅い」って感じる一番の山場は、やっぱり「スーパーファイト編」と「怪人協会編」でしたね。
特にリメイク版で追加された「スーパーファイト編」。「これ本筋と関係ある…?」って思いながら読んでた人も多いはず。で、その間、怪人協会の話はストップしちゃうし。
脇役のバトルを一個一個、丁寧に描いてくれるのはいいんですが、「どうせサイタマが全部なんとかするんでしょ?」って思うと、正直、ちょっとダレちゃいましたよね。ガロウ編も、原作と比べるとすっごく長かったですし。
大幅な書き直しの影響
あと、地味に(いや、かなり)キツいのが、「大幅な書き直し」がちょいちょいあること。
「え、あの展開ナシになったの!?」みたいなことが起こるんですよ。2025年4月には、なんと約1年分の話がガラッと変わっちゃったりして。読んでたこっちとしては、「え、じゃあ今までのあの時間は…?」って、裏切られた気分になっちゃいますよね。
これが続くと、さすがに最新話を追うのが疲れちゃう。「どうせまた変わるかも」って思うと、素直に楽しめないですよね。
なぜ最新話はひどいと感じるのか
最新話が「ひどい」とか「つまらない」って言われちゃうのも、結局は「展開が遅い」のと「書き直しの不安」が続いてるからなんですよね。
みんなが読みたいのは、サイタマの活躍とか、「神」とかブラストの謎とか、そういう話の“芯”の部分。なのに、また脇役のバトルが始まったりすると、「うーん、またか…」って。しかも、「この展開も、また書き直されるんじゃ…?」って疑いながら読むの、純粋に楽しめないですよ。
『ワンパンマン』特定編や村田版・アニメが「つまらない」評価の理由
村田版は改悪と言われる点
「改悪」とまで言うのは、さすがに強い言葉ですけど、そう言いたくなる気持ちもわかる点がいくつか…。
- 原作の「味」が消えた
村田先生の絵がキレイすぎて、ONE先生の原作にあった独特のシュールなギャグ感が薄れちゃった、という声。シリアスなバトル漫画っぽくなりすぎた、と。 - キャラや展開の変更
原作で好きだったシーンがカットされたり、逆に「?」な展開が追加されたり。特にガロウ編の最後、タイムスリップで解決しちゃうのは「今までの戦いは何だったの…」って賛否両論でしたね。 - オリジナル要素がちょっと…
原作にいなかった女性キャラが増えたり、ちょっとお色気シーンが挟まれたりするのが、「これ、本筋に必要?」って思っちゃうみたいです。
ガロウ編はなぜつまらない?
ガロウ編が「つまらない」って言われたのは、もうシンプルに「長すぎた」からでしょうね。
ガロウ自体は魅力的なアンチヒーローなんですけど、それにしても出番が長かった。こっちは早くサイタマとの決着が見たいのに、S級ヒーローとの戦いが延々と…。
原作だと、ガロウが黄金精子を倒すシーンとかカッコよかったのに、リメイク版ではその辺も改変されちゃって。最後はまさかのタイムスリップ決着でしたし。「え、それで終わり?」っていう虚無感は、確かにありました。
アニメ2期がつまらないと言われる点
アニメの2期も「つまらない」って言われがちですけど、これはもうハッキリしていて、作画クオリティが落ちちゃったからですね。
1期が本当に「神作画」だったので、ハードルが上がりきってたんですよ。でも、2期は制作会社が変わって、戦闘シーンとか「あれ…?」って思うことが多かった。止め絵が目立ったり、迫力がなかったり。
ちょうどアニメでやったのが、あの「スーパーファイト編」だったのも、ちょっと間延び感があってイマイチだったかもしれませんね。(アニメの最新情報はアニメ公式サイトでチェックできますよ)
『ワンパンマン』の「つまらない」評価についてのまとめ
質問(Q):『ワンパンマン』が「つまらない」と言われる一番の理由は?
回答(A):サイタマの出番が減って、話の展開が遅くなったから、というのが一番多いみたいです。「ワンパン」の爽快感が薄れちゃったんですね。
質問(Q):リメイク版(村田版)が「改悪」って言われるのはなんで?
回答(A):原作(ONE版)のテンポ感やギャグが、絵がキレイになったことで失われた、と感じる人がいるからです。オリジナル展開が原作ファンに合わないことも多いみたいです。
質問(Q):ガロウ編はなんで「つまらない」って言われたの?
回答(A):シンプルに「長すぎた」からですね。あと、リメイク版のタイムスリップっていう結末に「え?」ってなった人も多かったようです。
質問(Q):アニメの2期がイマイチだった理由は?
回答(A):1期の作画が「神」すぎたせいで、制作会社が変わった2期は、どうしても見劣りしちゃったからです。
質問(Q):「書き直し」問題って何?
回答(A):リメイク版は、公開した話を後から大幅に修正することがあって。ひどい時は1年分の展開が変わったりして、「今までの何だったの?」って読者が疲れちゃったんです。
色々と「つまらない」理由を並べてきちゃいましたけど、これって、昔の『ワンパンマン』が面白すぎて、期待が大きすぎたってことの裏返しでもあるんですよね。
展開の遅さとか、原作との違いにモヤモヤするのは、それだけ作品に思い入れがあるから。
とはいえ、村田先生の画力は本当にスゴイですし、原作版とリメイク版、それぞれ別の作品として楽しむ、っていうのもアリかなと思います。アニメ3期も決まりましたし、これからどうなるか、もうちょっとだけ見守ってみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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